新しく、カテゴリーを作成してみました。
このカテゴリーでは、今まであまり直接的には触れてこなかった、
過去のKANA、そして持病について触れていきたいと思います。
第一回目の今回は、持病について。
1)KANAの場合の誤診
私自身はとあることがきっかけで、中学2年生の2月に、
実家の地元の総合病院に入っている心療内科にかかったことが持病との付き合いの始まりでした。
症状が出始めた前の年の10月頃、まず小児科にかかりあらゆる検査をしました。
頭痛・腹痛・気持ちの悪さなどだったので、身体的な面でどこか悪いのだろうと思ったのです。
入院しながら検査をしても原因不明であり、
これは心理的な面で不調を起こしているのだろうと言われ、
そのままその病院の心療内科にかかることになりました。
当時はまだ耳にするのも珍しい(?)、うつ病と診断されました。
高校生の頃もあまりよくならず、
・摂食障害 ・解離性健忘症 ・解離性多重人格障害 ・パニック障害 ・PTSD
などを併発しました。
24歳のころは、身長が159cmあるのにたいし、体重はぎりぎり40kgというあたりで、
担当医からは、30kg代に入ってしまったら入院だよ、と言われていました。
27歳の秋くらい?(明確には年も季節も覚えていない)に、東京に転院しました。
そこで、改めて5種類ほどの心理検査を受け、そこでもうつ病と診断されましたが、
たまに担当医が、「まだ断定できないけれどもしかしたら躁うつかもしれない」と仰っていました。
衝動的に買い物たくさんしたくならない?と聞かれました。
その時は、とくに自覚もなかったので、ないです、と答えましたが、
今考えると、その当時はとてもたくさん買い物をしていたように思います。
そして去年の4月、再び転院をしました。
そこでは簡易な検査と知能検査を受けました。
知能検査は問題なく、ただ、担当医は病名は教えてはくれませんでした。
10月ごろ、診断書を書いていただく機会があり、書いてもらった診断書をみて初めて、
そしてちょうどそのころ初めて、診察時に、
躁うつ病、正式には双極性障害?型である、と診断されました。
?型と?型では程度の差であり、自分は軽いほうだと言われました。
2)躁うつ病(双極性障害)とはどんな感覚なのか
高校を卒業した頃から、
・摂食障害(拒食・過食とも) ・健忘症 ・不眠 ・過眠
・パニック障害 ・不安障害 ・PTSD
は続き、今に至ります。
不眠や過眠は交互に波がきて、自分の場合は3日くらい起きていて平気な時期もあれば、
その次の日から1週間ぱったり寝っぱなしの時期もあります。
これは、躁うつの特徴だそうです。
躁期は、全然眠らなくても体をうごかせます。
なんでもできると思い、一気にいろいろなことに手をつけたいと思います。
色々やってみたいと思います。
しかし、うつ期にはいると丸一日布団からでたくないことはしばしばで、
昼夜逆転し、夜起きていたほうが圧倒的に落ち着くのです。
しかし情緒が不安定になるので、夫を真夜中の3時・4時にたたき起こすこともしばしばです><;
泣きわめきます;
パニックは本当に突然訪れます。
電車にのろうと駅まで行くと、電車のとおるカンカンカンという音が怖かったり、
次の日、朝から予定があると、起きれるか心配で動悸が酷くなったり(もちろん眠れません)、
夫を朝見送るときに、「あぁ、今日地震がきて夫が亡くなったらどうしよう。」とも毎日思います。
(↑これはうつ期のものかな?)
あとは、全く知らない人たちが遊んでいる場所(私の場合はTDR)なら平気ですが、
ある程度知っている人たちが同じ場所にいること(私の場合は結婚式2次会)がとても怖いです。
しかもその日朝、起きたときの気分によっても、程度が違うので本当に困ります。
私の場合の不安障害で一番酷いのは、
待ち合わせ場所に、待ち合わせ時刻の30分〜1時間前には到着してしまうことです。
途中で電車がとまったらどうしようとか、相手を待たせたくない、という想いからの行動です。
3)KANA取扱説明書
■してほしいこと
・家事を手伝ってくれること
・双極性障害の知識を正しくもってくれること
・金銭管理を半分程度してもらうこと
(我が家では現金を引き出すのは私ですが、カードは余程のことがない限りつかいません。
また、家計簿は夫がつけて、3日に一度くらい、一緒に確認します。)
・躁期はいつもとは違う性格であることを理解してもらうこと
・普通の人間として付き合うこと
■してほしくない&いってほしくないこと
・うつ病と躁うつ病を混同すること
・「薬に頼るな」
・「病気を理由にするな」
・「病気にみえない」
・「いつかは治るから頑張って」
これはあくまでも私自身のことなので、その点のみご承知おきください。
もし何か疑問点などありましたら、
プロフィール欄にあるメール画面より、メールをいただければお答えします。
少しでも多くの方々の、精神病についての理解が深まりますように。
尚、自分は大学・大学院ともに通信制でしたが、心理学専攻でしたので、
客観的な視点も持ち合わせているつもりです。
覚悟

コメント