皆さん、こんにちは!
今、自分は実家にちょこっと顔を出しています。
昨日(木曜日)から2・3日、
出身地である静岡県に滞在している予定です。
本当は、木曜日の朝8:30ころ出発の新宿発のバスに乗って
帰省する予定だったのですが、
色々あい重なって、結局都内を出たのが17時ころ。(ぇ
18:30に予定があったので、急いで新幹線に乗って帰ってきました。
今日のお話は、その新幹線の中での出来事です。
新幹線を待っている時間が長く、
おかげで東京発の新幹線の自由席にらくらくと座れた私。
二人がけの窓側に腰をかけ荷物を整理していました。
新幹線の窓際って、コートかけがありますよね?(コートかけであってるのかな;)
今日は都内で雨が降っていたので、自分は傘を持っていました。
その傘をコートかけにかけて、荷物を整理していたんです。
するとお隣に「ここいいですか?」と背の小さい、品のよさそうなおばあさんが
声をかけてきてくださいました。
私はもちろん「どうぞ〜」と言いました。
彼女は静かに隣の席に座りました。
私は荷物の整理をし終わり、ふと彼女の方をみると、
彼女は手に薄いピンクのコートを持っていて、
それを前の席の後ろについているテーブル上にのせました。
「あ、コートだ」と思い、自分は大きなおせっかいかな?と思いながらも、
コートかけにかけてあった傘をおろし、
「コート、ここのコートかけにかけますか?」とたずねました。
すると彼女は、
「いいえ、大丈夫です。ありがとう。」とにっこり笑ってくださいました。
そのときの雰囲気がすごくうれしくて、自分はこの人とお話したいなと思いました。
でも変に話を始めるのも悪いかなぁ?と思ってしばらく緊張して話しかけることができませんでした。
そして飲み物を飲んだりクッキーをたべたりしながら散々悩んだ末
勇気を(?)振り絞って、
「どこまでいかれるのですか?」と声をかけてみました。
すると彼女は「静岡までですよ」と言うではありませんか!
「自分も静岡にちょっと帰省するんですよー、下車場所が一緒ですね!」と
言ってみると、
「あらそうなの?」と会話を返してくださいました。
それから、自分が手に持っていたゴマクッキーを何枚か差し上げ、
自分の話をしたり、おばあさんがその日東京で何をしてきたかを聞いたり、
お菓子をもらったりと、
新幹線に乗っている1時間がとても短く感じるほど会話が弾みました。
最後に、新幹線を降りたときに、おばあさんはこうおっしゃいました。
「新幹線の中ではとても楽しかったわ。あなたの様な素敵な方とお話できて、
本当に今日は楽しい一日になりました。ありがとう。お元気で。」と。
自分はさっきも書きましたが急いでいたので、
「自分も楽しかったです、お手紙書きますね!また!」と会釈し、
新幹線のホームで別れました。
知らない場所でまったく知らない人とひと時を共にし、会話を楽しむ。
今の世の中、時には失礼に値してしまいますが、
やっぱり仲良くなれたときは嬉しいですよね。
東京に住んでから知らない人と「会話を楽しむ」ことが
まだできていなかった私。
久しぶりに、「まったく知らない人と会話を楽しむ」ことができて、
とても嬉しく、また楽しくなりました。
ここのところ、調子が少しまた不安定なのですが、
また少し、頑張ろうと思えたひと時でした。。。
新幹線の中で。

コメント
>ホビーさん
まさに、
旅は道連れ世は情け、ですよね。
自分は近々旅に出ようかと思っていますー。
良いですね。
旅は道連れ世は情け・・・
僕もついぞ先日、久しぶりに知り合いの喫茶店に顔を出した時、
後から来られた方が店を見渡して、「あれ、席空いてないなぁ」と言っていたのを聞いて、相席を申し出ました。
(まあ、只でさえ席数が少ないところなのに、4人席に僕一人の状態だったので:汗)
50歳くらいの方だったんですが、バイクの話やらカメラの話で盛り上がりましたよ^^
危うく、仕事に遅れそうになるくらいでしたw